chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

音楽

今日のザッパ「宇宙のかけら」

今日もザッパ。ニルヴァーナなんかも久しぶりにきいたのだけど(いやほんとに。高校のころとか通学時に聞いていたんだけどねー。もう1,2年ぶりくらいかしらん)、別に書くことはないからねえ。お気に入りアルバムApostrophe (') を聞いたですよ。 初めて聴い…

Steve Vaiの自作解説

ザッパ・スクールの有名ミュージシャンでよく聞くのは、 チェスター・トンプソン(ウェザー・リポート)、エイドリアン・ブリュー(キング・クリムゾン)、ジョージ・デューク(ジャズ、ソウルいろいろ)、スティーヴ・ヴァイの4人で*1、だいたいこの順番な…

作曲家ザッパ

ザッパをよく聞くからといって、バンド出身者やザッパの曲を取り上げているほかの音楽家を聞くとは限らない。 というか、息子のドゥィージルのZappa Plays Zappaさえ、ネット上で見聞きできるものしか聞いてない。 今年のライヴ(流れてるもんですねえ。一番…

本日の収穫

今日もワゴンセール見てきた。 てっきりもう大々的なコーナーは終わっちゃってるだろうと思ったらそうでもなかった。 昨日までって張り紙があったんですがね、しれっとまだやってたよ。 売れてないんだろうなあ。だからってわけじゃないんだけど、前回買わな…

ティンゼルタウン・リベリオン

ここ数日はずっとザッパ、特に『ティンゼルタウン・リベリオン』を聞いているのだけれど、4人のリズム・ギタリスト(スティーヴ・ヴァイ、ウォーレン・ククルロ、レイ・ホワイト、アイク・ウィリス)の区別が結構大変なんだよね。ザッパとスライドギターのデ…

菊地成孔×爆問学問

世事に疎く、最近はさらにネット上の音楽ニュースすらみないので、さっきiTunesを起動して初めて知ったのですが、NHKの「爆問学問 爆笑問題のニッポンの教養」のテーマソングEPがiTunes Storeなどで今日から配信されています。ナタリーのニュース。「教養の…

Chris Potter's Underground / Ultrahang

今日はハムの日だったりする。8・6。サックス奏者Chris Potterの新作はUndergroundなるバンドのUltrahangはベースレスのカルテット(鍵盤=クレイグ・テイボーン、ギター=アダム・ロジャース、ドラム=ネイト・スミス)によるアブストラクト・ファンクだ…

ワゴンセール

久しぶりにCDやさんに行ったら、半額ワゴンセールをやってた(経営が危ないなんてことは、ないといいのだが)。収穫。 Kurt Rosenwinkel / Deep Song Joe Henry / Civilians 国内盤の半額セールって、ものによってはまだ輸入盤より高いから、選択が難しい。

クイーンのベストアルバム曲目当て

クイーンの新しいベスト盤が出るそうで、 公式サイトでは「曲目を当ててプレゼントを当てよう」大会をやっています。 1曲目は"We Will Rock You"だから全20曲のうち、2曲目以降を、という企画で、今は6曲目まで進んだ。 サイン入りアナログ盤はファンにとっ…

相次ぐ訃報

川村カオリ死んじゃった。 こういってはあれだけど、若い人ほどがんは進行が早いし、公表した時点で、なかなか再発せず生きていくのは難しいだろうな、と思った人は多いでしょうが、あっという間でしたね。テレビやヒット曲「ZOO」「神様が降りてくる夜」や…

5時になったらおうちへ帰ろう

ピンク・フロイドから『クイーンII』というのはこれまたまっとうな進み方である。 そうでもないかな。 Yes(手元にはClose To The Edgeしかないのだが)からQueen II、ならファンタジックな内容のロックアルバムということでつながるだろうけど、ピンク・フ…

アニマルズ/細野晴臣のスマイル

オーウェルの「動物農場」を読む ↓ ピンク・フロイドの『アニマルズ』を聞くこれはよくあるパターン、といっていいと思うのだが、豚が支配者層をあらわしてる以外はオーウェルとの共通点はないし、渋谷陽一がライナーで書いているような豚=資本家、犬=イン…

山下洋輔トリオ復活祭、行きたかったな。

アンテナや巡回リストに入れてるサイトでは、音楽関係じゃなくても山下洋輔トリオ40周年祭のライブ感想ばっかり引っかかる。 くそ、いいなあ。 たぶんこの先も見れないだろうなあ。こうして山下トリオに関しては活字とレコードでばっかり「聞く」はめになる…

iTunes/iPodのシャッフルのアルゴリズム

何をいまさら、な話題なのかもしれませんが、iTunes/iPodのシャッフル再生を利用すると、曲が多いアーティストや再生回数の多い曲がかかる頻度が高いように感じる。8GBnanoに、20回以上の曲とはじめてインポートした曲をいれてシャッフルしてたんだけど、再…

ビル・フリゼールの音楽を聴いて、ちょっと考えた

昨日はラルフ・タウナーで、今日はビル・フリゼールを聞いた。 ハンク・ウィリアムスなどで有名な"Lost Highway"のトリオでのライヴ。タイミングというのはうまく合うもので、com-postにはフリゼールのインタビューが載り、910さんのジャズCDの個人ページ…

暑い日はサンバだ!

今日もあっつい上に屋外で作業と来たもんだ(; - x-)しかし蒸し暑い日にサンバは盛り上がります。 サンバで盛り上がった後にラルフ・タウナーなどのナイロン弦、フィンガーピッキングギター音楽で冷ますという、このパターンでご飯何杯でもいけちゃう楽し…

笙で暑気払い

30度を越すあっつい日だったのであります。( - X-)エヴァン・パーカーの新作には石川高の笙が入っているのですが、西洋の管楽器や弦楽器、はては電子音とのアンサンブルでも確固たる存在感があり、というよりもアンサンブル全体の色合いを決定付けている神…

Andy Sheppard / Movements In Colour

Andy Sheppard / Movements In Colour (ECM 2062) Evan Parker Electro-Acoustic Ensemble / The Moment's Energy (ECM 2066) この2枚が届いたので、早速繰り返し聞いている。まずはアンディ・シェパードから。 カーラ・ブレイのバンドのサックス奏者のアル…

そらいろ

昨日からの流れで、ゲイリー・バートンを聞いた。 時折優美さ、端整さが過ぎて、眠くなってしまうというのはあるが、マイケル・ギブスの曲など、そのみずみずしさゆえにバートン以外の演奏はなかなか考えられない。ぼくのiTunesのライブラリで検索したところ…

みずいろ

パット・メセニーのWatercolorsの聞き所はライル・メイズのみずみずしいピアノ(エレクトリック・ピアノやシンセではなく)とエバーハルト・ウェーバーのうねうねエレクトリックベースの妙な取り合わせにある。美しいメロディのテーマに、輝く音色。そしてそ…

借りてきた。

Pat Metheny / Watercolors Pat Metheny Group / Travels 2枚組はお高いので借りてきた。 これでメセニーのECMでのリーダー作は全部聞いてしまった。 ゲフィン時代のWe Live HereとQuartetはいまいちだったから、他のゲフィンでのアルバムは別に急いで聴くこ…

Roscoe Mitchell / Composition/Improvisation Nos. 1, 2 & 3

Roscoe Mitchell / Composition/Improvisation Nos. 1, 2 & 3アート・アンサンブル・オブ・シカゴのリード奏者、ロスコー・ミッチェルがイギリスの即興サックス奏者エヴァン・パーカーと組織した大編成のフリージャズ・現代音楽グループThe Transatlantic Ar…

宮下誠さん逝去

多田雅範さんのNiseko-Rossy Pi-Pikoe Reviewで知ったのだが(6月20日の記事になってるけど、26日に書かれた箇所で)、美術学者で音楽に関するすばらしい著書もある宮下誠さんが、5月23日に亡くなったそうだ。 ほかにネット上では、mmpoloの日記、LINDEN日記…

マイケル・ジャクソン急死

マイケル・ジャクソンが死んじゃった。新曲が出て大ヒットする、ということはもうあんまりないだろうなー、とは思ったんだけど、まさか死んじゃうとは。『オフ・ザ・ウォール』から『バッド』までの一番売れてた時期は、自分でレコード買ったりしないくらい…

Keith Jarrett / Oasis

レンタルショップなり図書館なりで借りられるアルバムというのは、バリエーションという点で見れば自分で買うより限られているので、ジャズ目当てだとそれほど収穫がないのだが、それでもたまに珍しいものや、聞きたいものがあったりする。クラシックはまあ…

タブラ!タブララ!ブラ!

夏だから、なのかどうかわかりませんが、タブラきてます。 ここのところコリン・ウォルコットのCloud Dance (1975, ECM)を続けて聞いています。 ウォルコットの熱いタブラとデイヴ・ホランドの太くて安定感あるベースのオスティナートが合わさると、とっても…

坂本龍一 / glacier

坂本龍一の新しいアルバムout of noise で一番気に入ったのは、水の音の上で弦楽器やトロンボーンがゆっくりと花開いて行く"glacier"だ。ピアノ曲に比べればずっと静かで冷たく聞こえるのだけれど、エレクトロニクスやフィールドレコーディングと楽器が絡む…

キース関連のレアものを聞く

キース・ジャレット81年のミュンヘン・コンサート(Concerts (Bregenz, M〓nchen)の後半部分[ECM 1228/29])を聴くことができた。ブレゲンツでのコンサートのみCD化されていて、ミュンヘンでの演奏は自選集:rarumでちょっとだけ聴けるやつです。ECMでのキー…

Rokia Traoré / Zen

ロキア・トラオレの『チャマンチェ』に入っている、"Zen"という曲がかっこいい。生の(rawってことね)エレキギターとパラフォンとシェイカーとバスドラのポリリズムに乗って、ささやくような歌がくるんくるんうずまくんですけどね。絶叫調にならずじりじり…

Remembering Weather Report (3)

今日もミロスラフ・ヴィトウスの新作Remembering Weather Reportを聞いていたのだが、"When Dvořák Meets Miles"のタイトルに引きずられて、ヴィトウスとドヴォルザークというなら、ほとんどコントラバス協奏曲といっていいUniversal Syncopations II のほう…