chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

そらいろ

昨日からの流れで、ゲイリー・バートンを聞いた。
時折優美さ、端整さが過ぎて、眠くなってしまうというのはあるが、マイケル・ギブスの曲など、そのみずみずしさゆえにバートン以外の演奏はなかなか考えられない。

ぼくのiTunesのライブラリで検索したところ、バートンが絡んでいないのは、スタン・ゲッツが演奏する"Sweet Rain"しかなかった。チック・コリア参加の同名アルバムのやつ。
それは、バートンじゃないものは考えにくいわけだわ(苦笑)。

それからバートンで想像するのは、スティーヴ・スワロウの曲とベースである。
おそろしいことにこれもぼくの手持ちには、バートンかカーラ・ブレイがらみのスワロウが一番多い。
それ以外のなんて、2,3枚しかないんじゃないだろうか。
スワロウ&バートンコンビ必殺の"Falling Grace"、"Arise, Her Eyes"、"Como En Vietnam"がある。サンバっぽい「ベトナム」をのぞけば、これまたバートンのタッチが映える美旋律ものだ。"Falling Grace"はチック・コリアとたびたび演奏しているが、Crystal Silenceでの演奏は表題曲よりもアルバムを象徴しているように感じる。この三曲をバートンの名演奏で聴けるわけだから、スワロウといえばバートンでなんら問題はないのだ。