ジャズ
もっぱら今年はブログ以外のツールで遊ぶことが多くて(今年はじめたのはツイッターだけですが)、ブログはツイッターのログ置き場になってしまいました。最初はツイッターの投稿をまとめてなんか別に書くつもりだったんだけどな。 さてさて、「今年聞いたア…
今年最後の新譜購入。 Rudresh Mahanthappa & Bunky Green / Apex JOEさんとこでしって視聴したらかっこよかったんだけど、なんとなく買っていなかったマハンサッパ&バンキー・グリーンのアルバム、マハンサッパのサイトで買うとおまけがCD未収録3曲、ビデ…
『Bill Frisell, Ron Carter, Paul Motian EP』 Bill Frisell, Ron Carter, Paul Motianによるトリオの配信限定EP。 iTunes Store(256kbps AAC、DRMつき。600円)とフリゼールの公式サイト(http://www.billfrisell.com/、160 kbps MP3<4ドル>かFLAC<6…
メモ程度にツイッターにつぶやいていたら、ログがどんどん流れていくことに気がついた。メモにならねえ!!!それでも手間はかかるがメモのつもりだったものから発掘。ECMからFoodのアルバムQuiet Inlet(ECM 2163)が出た。Foodは トーマス・ストローネン(…
なんかの節目に当たってるというアナウンスもないのだけれど、エルヴィン・ジョーンズのアルバムの再発が最近多い。ブルーノートのMerry-Go-Roundは例のマン・マンバンド(デイヴ・リーブマンとスティーヴ・グロスマン)と同時期のアルバム(71年)。ジョー…
またデイヴ・ホランドの話。例のクリス・ポッター入りクインテットはECMとホランド自身のDare2レコーズからいろいろ出しているのだけれど、配信限定リリースとして、2007年のライヴアルバムが出ていることは以前書いた。 これはDare2の直販という形なのだけ…
ツイッターからリサイクル Dave Hollandの新譜はChris Potterをはじめとするソロイストの演奏と、管楽器セクションのソリの絡みが楽しい。ラージ・アンサンブルの醍醐味を堪能できる。 モダンジャズ的なアドリブの盛り上がりでは、"How's Never?"でのアント…
Dave Hollandの新譜Pathwaysがでた。 ホランドのリーダー作を全部聞いたわけではないのだけれど、きわめて充実していたクリス・ポッター入りのクインテットに、トランペットとサックス二人が加わった新八重奏団によるアルバムだ。 Dave Holland: bass Antoni…
ブラッド・メルドーの新譜Highway Rider が出ました。Nonesuch Storeで買ったので、CDはまだ届いていないのですが、おまけ付きのmp3版(320kbps)をダウンロードする権利が付いているので、音楽は発売と同時に聞けるのであります。おまけのメルドー自身によ…
3月に新作Pathwaysが発売されるデイヴ・ホランドだが、公式サイトで(つまりホランド自身のDare2レコードで)web配信限定の蔵出しライヴ音源シリーズがスタートした。 Archive Series Vol. 1: Dave Holland Quintet '07 新シリーズ発足記念で、2月15日までの…
YOってなんでしょうね、カーステレオでヒップホップかレゲトンを音漏れするくらいでかい音でかけてる馬鹿のイメージが。ブラッド・メルドーの新作Highway Rider (Nonesuch)の発売が3月に決まったようです。 Largo以来のジョン・ブライオンとの製作で、室内…
もうすっかりネットでのメインははてなハイクになってしまった。 いろいろ多機能なチャット+掲示板+ブログなので、同時に誰かと何かやってる感が強くて面白いのだ。 ツイッターより長文がかけて、動画の埋め込みや絵もかけるのがいい。さて、パット・メセ…
近所のCD屋さんで、2枚以上で70%オフってセールをやってたので、こんなんゲットしました。The Who / Who's Next [Deluxe Edition] David Sylvian / Blemishいずれも国内盤。 どっちも国内盤のおまけ目当てです。フーズ・ネクストはリマスター前のものを中古…
数日前、id:joefreeさんのところにコメントしてから、日記のお題だったアンドリュー・ヒルをぼくも聴いていた。Black Fireの中に"McNeal Island"というヒルの曲があるのだけど、モンクからの影響が明らかに出ているヒルの曲の中でも、なんかモンクにそっくり…
Håkon Kornstadというマルチリード奏者がいる。 ノルウェーのジャズバンド、Atomicのメンバーだったのだが、やわらかさのなかに鋭い音を差し込んでいくような無伴奏ソロが面白い。彼の公式サイトでは新作『Dwell Time』(Jazzland)が全曲聞けてしまう。 ま…
アンソニー・ブラクストンの音楽は好きなのだけれど、そんなにたくさんは聴いていない。 やまほどレコードやCDは出ているのだが、廃盤・品切れが多いし、たいていは小レーベルのもので値段も高いからだ。しかしディスクにこだわらなければ容易に聞けるように…
世事に疎く、最近はさらにネット上の音楽ニュースすらみないので、さっきiTunesを起動して初めて知ったのですが、NHKの「爆問学問 爆笑問題のニッポンの教養」のテーマソングEPがiTunes Storeなどで今日から配信されています。ナタリーのニュース。「教養の…
今日はハムの日だったりする。8・6。サックス奏者Chris Potterの新作はUndergroundなるバンドのUltrahangはベースレスのカルテット(鍵盤=クレイグ・テイボーン、ギター=アダム・ロジャース、ドラム=ネイト・スミス)によるアブストラクト・ファンクだ…
Andy Sheppard / Movements In Colour (ECM 2062) Evan Parker Electro-Acoustic Ensemble / The Moment's Energy (ECM 2066) この2枚が届いたので、早速繰り返し聞いている。まずはアンディ・シェパードから。 カーラ・ブレイのバンドのサックス奏者のアル…
レンタルショップなり図書館なりで借りられるアルバムというのは、バリエーションという点で見れば自分で買うより限られているので、ジャズ目当てだとそれほど収穫がないのだが、それでもたまに珍しいものや、聞きたいものがあったりする。クラシックはまあ…
今日もミロスラフ・ヴィトウスの新作Remembering Weather Reportを聞いていたのだが、"When Dvořák Meets Miles"のタイトルに引きずられて、ヴィトウスとドヴォルザークというなら、ほとんどコントラバス協奏曲といっていいUniversal Syncopations II のほう…
5月末に一度紹介したミロスラフ・ヴィトウスの『Remembering Weather Report』であるが、「演奏自体はすばらしいんだけど、楽曲が難解」(Realistic Nagoya)だとか、「タイトルにだまされると痛い目にあう」、 このタイトルはないだろう。何ともリスナーの…
Fly / Sky & Country (2009, ECM 2063)Flyはマーク・ターナー(ts, ss)、ラリー・グレナディア(b)、ジェフ・バラード(ds)によるトリオで、レギュラー・グループとして活動しているようだ。このECMからのアルバムが2作目で、ほかにディエゴ・バーバーな…
ジョン・ゾーンのTzadikレーベルにはいくつかのシリーズがあるが、「Radical Jewish Culture」シリーズはものによってはかなり激しく、なかなか聞くのは厳しい音楽で、買ったけど手放しちゃうなんてことがしばしばある。Tzadik自体がなかなかポップミュージ…
Miroslav Vitous Group w/ Michel Portal / Remembering Weather Report (2009, ECM 2073) Variations On W. Shorter Variations On Lonely Woman Semina Surfing With Michel When Dvořák Meets Miles Blues Report Miroslav Vitous: bass Franco Ambrosett…
あうとわ〜ど・ばうんどさんにて、今回の再発が、曲順増えた盤を二枚組にしたものだということを知った。ぼくが持ってるのは、曲順増えた盤の、『Vol.2』だけなんだよね。安売りワゴンでバラ売りの2だけ見つけるというよくあるパターン。 ライトハウスのエル…
Richie Beirach / Crossing Over (2008, Niveau Records) ドイツのレコード会社から、リッチー・バイラークのソロピアノアルバムが出てます。 配信サイトにしか情報がないので、おそらく現時点ではCDでは出ていないと思われる。日本ではiTunes Storeの取り扱…
中古CD収穫。 Jan Garbarek / Dis (1977, ECM 1093) 西独盤を500円で。ラルフ・タウナーのギターと、ガルバレクのリードの世界。 かっこいいなあ。 回収しておいてアレだが、こういうのをブックオフに持ってったって二束三文でしょうに。 ぼくがそのぶん堪能…
ジャズを中心とした音楽批評サイト、com-postが選出する「FAMOUS JAZZ CD 21 PROJECT」。現在80年代編が公開されているので、果たしてぼくはそのうちどれくらいを買ったり借りたりして聞いたことがあるかなー、というリストを作ってみた。 ちなみに、ぼくは8…
菊地成孔のお師匠さんといえば、まず山下洋輔を思い浮かべるところだが、音楽学校時代の先生には橋本一子がいる。菊地はeweのアルバム紹介ページにもコメントをのせているし、『ロックとフォークのない20世紀』でのアルバム選定座談会には橋本の名前が出てく…