Fly trioのライヴがかっこいいのでアルバムを買っちゃったぞ
エンリコ・ラヴァの新作を気に入り、エドワード・サイモンとのライヴも楽しめたマーク・ターナーは、おそらく今年初めて聞いた(ほんとははじめて意識した、ですが)ミュージシャンの中で一番ハマった人としてぼくの記憶に残る。派手なブロウはしないけど、くせになるサックスだ。
そのターナーのサックストリオ(ターナー、ラリー・グレナディア、ジェフ・バラード)がFLYだ。
2枚目のスタジオ盤、Sky & CountryがECMから出ることはラヴァのアルバムが発売になったころにはアナウンスされていたのだが、バラードはあんまり好きじゃないなあ、と思って敬遠していた。でも、その後聴いたブラッド・メルドー・トリオのライヴはなかなか良かったし、ECMのサイトで試聴してみたら、これまたよかった("ECM player"なる機能が増えて、アルバムによっては試聴できるようになったのだ。トリオの公式サイトでも、曲は聞けるので、お好みでどうぞ。)。さまざまなブログや批評サイトでも、評者の好みによって評価は分かれているようだが、ぼくの好みには合いそうである。
これは聞いてみたほうがいいかなあ、と思って、さらにyoutubeでライヴを探してみたら、こんなかっこいいのがありました。
グレナディアのベースめちゃめちゃいいですね。ほとんど三人のソロ同時進行に近いですが、特に最初のベースのイントロからソロはたまらん。
Fly "State of the Union" live in Paris
ほかにもyoutubeにはFlyのライヴが上がっていて、これは一番画質が良くないのだが、演奏はカッコいいので貼っときます。
という次第で、ECMからの新作を注文しました。
はやくこないかなー。