chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

The Long Cut

"short cut"の反対で、long cut。
遠回りってことですね。

Wilcoのジェフ・トゥイーディーがいたカントリー・ロックバンド、Uncle Tupeloの最後のアルバムに入ってる曲。

このバンドとか、カントリー方面のことはナツコさんに教えてもらったんですが、アンクル・テュペロの曲の中でも、この曲はすごく好き。

>I've been searching and you've been gone
>Out looking for the shortest path to the one that you're on
>And I've already seen all I wanna see
>Come on, let's take the long cut
>I think that's what we need

「おれは探し続けてる
お前が見つけて、もう行ってしまった近道を
もう見たい物は全部見たよ
さあ、遠回りしようよ
おれたちに必要なのはそっちなんだよ」
(ふりーきー訳)

この曲をはじめて聴いたのは、まだ難しい病気にもならず、
無職ってわけじゃなくて、それこそ何でも出来そうな気がしていたときのこと。
今はもう、健康だったことさえ幻のような気がしているのだけれど、
きっと今は"The Long Cut"の真っ只中にいるんだ、と思い込もうとしているところです。
なんかもう、すごく「来る」んだよねえ。

http://www.youtube.com/watch?v=5q7bDZIyLIU
アンクル・テュペロの動画とかちょっと見つからなかったので、
これはウィルコのライヴ音源。