3月に聞いた音楽(2018)
旅行とパソコンの不調で先延ばしになっていたのですが、3月はこんな音楽を聴きました。
たいていのお店にはポイントカードがある。頻繁にいくお店でないと、つかわないままほったらかしになったりしますね。旅行の準備をしていたら、そんなカードが出てきたので、CDと取り替えてきました。まずはその2枚。
イリーナ・メジューエワ『おとぎ話・忘れられた調べ~メトネル作品集』(DENON)
- アーティスト: メジューエワ(イリーナ),メトネル
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: CD
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本がおもしろいので、演奏も聞こうと盛り上がっているイリーナ・メジューエワのニコライ・メトネルのピアノ作品集。1998年10月録音。メトネルははじめて聞いたが、歌うような旋律が多い。まず穏やかで優美な印象をもったが、ドラマティックだ。ビル・エヴァンスのピアノが実は殺気だっているのと似たような、「おおぅ」。
Antonio Carlos Jobim Stone Flower
『波』のような時間を超越した美しさはないが、気持ちのよい音楽だ。エリス・レジーナとジョビンの共演盤の「ばらに降る雨」が好きなんだけど、このアルバムには違う題名と演奏ではいっている。しっとりした歌が好きだけど、インストゥルメンタルもあったんだ。
Gisbranco Flor de abril
ジスブランコはビアンカ・ジスモンチとクラウヂア・カステロ・ブランコ(共にピアノと歌)のデュオ。ピアノ音楽とブラジルのポップスやサンバを両方やるのだが、華やかでとても楽しい。数年前にライブ動画を見て、もっと聴きたくなった。配信で聞いていたのだが、あきらめていたCDを見つけた。
Villa-Lobos Bachianas 4 - Miudinho - GisBranco
Willem Breuker Kollektief With Strings Attached
山村浩二監督のアニメーション『サティの「パラード」』を含めた『右目と左目で見る夢』は、今いちばん見たい映画だ。サティのバレエ「パラード」のアニメーションで、音楽はオランダの木管奏者ウィレム・ブロイカーのジャズバンドの演奏だ。映画は上映館と上映日がうまく合わないと見られないが、予告を見ているうちにCDが欲しくなった。音楽を聴きながら映画を夢見ている。
山村浩二 右目と左目でみる夢 “サティの「パラード」"予告編
弦楽合奏を加えて、20世紀のジャズやタンゴを取り入れたクラシック音楽を録音したアルバムで、「パラード」の他には「ザ・タイプライター」や「ラプソディ・イン・ブルー」が入っている。レブエルタスの「センセマヤ」はドゥダメルのCDで聞いたなあ。「ラプソディ・イン・ブルー」のあのクラリネットはブロイカーが吹いている。かっこいい!