chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

ささいなことだけどがっかり

借りてすでに聞いていたんだけど、自分では持っていなかったチャールズ・ロイドのThe Water Is Wide (ECM 1734)が、ECM40周年記念の廉価版再発企画(1500円)に入っていたので、買ってみました。

バラードとスピリチュアル中心の選曲で、なかなかにぐっと来ます。
"There Is A Balm In Gilead"(ギリヤドの香油)はロイド以前から好きだった。

マヘリア・ジャクソンの歌唱でどうぞ。

さて、ロイドのCDですが、てっきり在庫の帯を取り替えただけだろうと思って、ローカルのCDショップには入荷していなかったので通販で買いました。

してやられました。
外箱ついてないじゃん!
外箱とっちゃうと、ジャケット表面にはタイトルも何も書いてないのだぜ?
こんなのありかよ。

......うーむ、今メーカーサイト見たら、確かにのっぺらぼうジャケットになっている。
俺の確認不足ではあった。
しかし、数百円を惜しんでこんな気分になってしまうとはなあ。
とりあえず音が聞ければジャケットなんてなくていいや、という人以外は、今回の再発ラインナップのうち、外箱時代以降のもの、ロイドのやつと、キース・ジャレットThe Melody At Night With YouUp For It、トルド・グスタフセンのChanging Placesは現物を見て(出来れば外箱と比べて)から買うほうがいいかもしれません。

ラインナップ自体はわりと聞きやすいものであり、ECMの概観を知るにはいいと思うんだけど。
マル・ウォルドロンももってないので欲しかったりします。