chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

フランク・ザッパによる自転車とテープのための音楽

おとといはザッパ御大の命日だったんですねえ。
あんまり意識せずに、いつものようにFZ聴いてましたけどね。
mixiで改めて確認しました(せっかくなので、コミュニティに書きこみもしちゃった)。

これはマザーズでレコードデビューする前、1963年の若きフランク・ザッパ
ザッパファンにはおなじみの映像だと思いますが、TV番組、スティーヴ・アレン・ショーに出て、「自転車」を演奏しています。
後のザッパの音楽を知っていると、さまざまな作品と結びつけるのは容易ですし、この「自転車とテープのための音楽」自体をイタリア未来派ルイジ・ルッソロによる騒音楽器「イントナルモーリ」や、ザッパ自身も影響を公言したエドガー・ヴァレーズの路線にある音楽、と位置づけたくなるのです。
が、映像を見るとわかるとおり、変なことしてる素人扱いですね。
もちろん、この「自転車」はそういう点ですごくおかしい。ザッパ青年の「自作楽器」の紹介ぶりとかね。
Frank Zappa Playing music on a Bicycle 1963