chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

天気予報の謎

ウェザー・リポートのむにゃむにゃな音源を二つ手にいれました。
1971年、ドイツNDR放送用録音と1973年フランスでのライヴ。
どちらもベースはミロスラフ・ヴィトウスで、71年のはザヴィヌルの伝記にも初期WRの頻繁なメンバー交代を物語るエピソードとして紹介されている、ゲスト入りの演奏(ジョン・サーマンらヨーロッパのホーン3人)。この直後初代ドラマーのアルフォンス・ムザーンが解雇されたというやつ。この辺の路線のままいったら、多分ECMからスタジオ作出してただろうなって感じが。『I Sing The Body Electric』、さらにはヴィトウスの『Universal Syncopations II』の方向性が先取りされてる。実際ヴィトウス(『限りなき追求』から)やショーターのリーダー作(『モト・グロッソ・フェイオ』)の曲が取り上げられている。ライヴでやってたとはまったく思わなかった曲だ。

73年の方は、ドラムがグレッグ・エリコで、ヴィトウス脱退前の、コントラバスでファンク期のもの。ヴィトウスのはみ出し方は面白いが、これじゃ脱退するのは無理ない。

ザヴィヌル爺様なくなっちゃったけど、コロンビアから初期WRの発掘ライヴを出してくれないかな。

ザッパのむにゃむにゃな音源も入手。
まだ聴いてないが、しばらくの間むにゃむにゃしたいと思います。
ヽ(°▽、°)ノむにゃ〜