ATBジャパグレに投票しました
「#ATBプログレアルバム」の姉妹編ともいえる投票企画、「#ATBジャパグレ」に参加しました。
投票結果(TOP100)はこちらのまとめにあります。
【Twitter投票】 #ATBジャパグレ TOP100 【第2弾】 - Togetterまとめ
ぼくの投票はこうでした。100以内に入ったものは赤字で順位を添えます。
- 細野晴臣『銀河鉄道の夜』(第81位)
- たま『さんだる』(第16位)
- Date Course Pentagon Royal Garden『Structure et Force(構造と力)』(第81位)
- Yellow Magic Orchestra『Solid State Survivor』
- Unbeltipo『Joujoushka』
- Combo Piano『Ribbon』
- Vincent Atmicus『VINCENT I』
- Rovo『Flage』
- 筋肉少女帯『Sister Strawberry』(第17位)
- 川井憲次『機動警察パトレイバー2 the Movie/オリジナル・サウンドトラック"P2"』
けっこうたくさん入選しました。ぼくはトップ10に入るような「日本の『プログレッシブ・ロック』」はあまり聞いていないんですよね。バンドブームから流れてボアダムズ周辺とか、さらにそこからジャズの人たちに広がったりしてきたので、おおむねそういうアルバムを選ぶことになりました。市販のディスクガイドとか店頭のフリーペーパーだと、アヴァンギャルドや「○○(地名)インディーシーン」に分類されるであろうところから、プログレっぽいな!と思ったものを選んだわけです。YMO周辺に関しては「王道」のとらえなおしをはかる意識が明確にあって、XTCやポリスやジャパン末期からのデヴィッド・シルヴィアンをニューウェーブじゃないところに位置づけたいのと同じように、YMO周辺をテクノポップじゃない解釈をしたい、と思ったわけです(実際のところカバーや引用を聞いたり、いろんなインタビューでYMOの影響が語られているのを見聞きすると、「テクノポップ」にとどまらない評価はすでに一般的だと思います)。
個々のアルバムを選んだ理由についていえば、DCPRGは基本プログレだと思わないけど、『構造と力』だけはプログレだなあ、となぜかぼくは思ってしまうのです。でも、同作のライヴ盤である『Musical From Chaos 2』はプログレだと思わない。ばっちりキメがあるとか、録音がキラキラしてるとかかもしれません。
ティポグラフィカは1st(持ってません)と3rdが入っていて、メジャーから出た二枚はぼくもお気に入りなので、ウンベルティポじゃなくティポにしといたら「ランクインした!」って盛り上がりがもっと味わえたんだろうけど、ティポはジャズだし、トリオ編成で作られたウンベルティポの後の作品は「激しいロック」と呼びたい。ウンベルティポの1stの打ち込みとロックトリオのバランスにこそプログレを見てしまうのでした。
あと、アルバムじゃないけど、『あずまんが大王』の主題歌「空耳ケーキ」も本当は選びたかったところです。
- アーティスト: 細野晴臣
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- 発売日: 1996/02/21
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