Dave Holland Octet / Pathways (つづき)
ツイッターからリサイクル
Dave Hollandの新譜はChris Potterをはじめとするソロイストの演奏と、管楽器セクションのソリの絡みが楽しい。ラージ・アンサンブルの醍醐味を堪能できる。
モダンジャズ的なアドリブの盛り上がりでは、"How's Never?"でのアントニオ・ハートのアルトサックスのソロが一番熱い。
とはいえ、ホランドのベースの安定感と、ヴァイブの響きであら熱がとれていて、全体としては実に奇妙な味わいがしていておもしろい。
再演曲が多いようなのだが、ぼくが聞いたことがあるものはなかった。
というかだね、ジャズメンはみんなアルバム出しすぎだよ。
サイドはともかく、リーダー作さえそう簡単に把握できないくらいある。
マイルスはオフィシャルに限って言えば8割くらいは聞いてるはずなんだけど。
"How's Never?"はジョン・アバークロンビー、ジャック・ディジョネットとのトリオが初出の曲。ギタートリオと、コード楽器なしの八重奏団では違いが大きそうだ。
"Ebb and Flow"はDream of the Elders、"Shadow Dance"はJumpin' Inか。
80,90年代のホランドも聞いてるぜい、という方は聞き比べる楽しみもありですね。
まだまだつづく。