chilican's diary

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レッチリのジョン・フルシアンテ、バンドを脱退

レッド・ホット・チリ・ペッパーズから、ギタリスト、ジョン・フルシアンテが脱退していたことを認めた。
http://johnfrusciante.com/

このバンドはつくづくギタリストが辞めることの多いバンドで、フルシアンテは92年にもバンドを去り、その後、98年になって復帰している。
10年前のギタリストおらんかった時代の時に思った

「ナヴァロさんやめちゃったの?これからバンドどうすんのよ(´;ω;`)
もうレッチリ聞けないんだどうしよう つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚」

というような動揺はない。

わたくしも10代の繊細な少年ではもはやないのである(←自分で言うな)。

やりたくないんならしかたないよね。

ジャズやクラシックをロックよりもはるかに頻繁に聞くようになって、一つのグループや、定番といわれる組み合わせであっても一緒に活動する人が変わっているからといって、別に人間関係がこじれて2度と顔を見たくない、というケースのほうが珍しいし、「再会」も「やあやあ皆さんお待たせしました。久々にこの顔合わせみたいでしょ」ってごくあっさりと行われたりするもんである。

オリジナルバンド再開のため、現メンバーは仕事しなくていいよ、ってあっさりと決めちゃうKISSの悪魔おじさんほどビジネスライクなリユニオンだとそれはそれでがっかりですが(でも、KISSの場合クビではなくて、当時のギターとドラムにちゃんとお給料出てたそうです。結局初代宇宙人とネコさんはやめちゃうんだよね)、そうはなるまい。

だから、またそのうちこの4バカの再会も見れるだろうと楽観視している。

でも、「少なくとも予見できる将来、レッチリジョン・フルシアンテはいない」という事実はやっぱりつまんないし、悲しいのだ。
ジミヘンの「砂のお城」のカバー聞いてたんだけど(スタジオ版。Blood Sugar Sex MagikiTunes限定ボーナスのやつ)、ギターソロに入るとこでアンソニーが"Take it, Johnny"って声をかけるのね。
よくある声かけですよ。でもその一言と、それに続くジョンのソロにぐっときて、いまちょっとうるっとしてしまった。暫定的に(というのは公式な声明がないので)、ジョシュ・クリングホッファーが加わっているらしいが、彼とほかの3人との相性とか、あるいは第3のギタリストが現れるとして、次が誰になるかとかを考える気分ではないなあ。

はてなグループ日記とほぼおなじものです。