chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

5時になったらおうちへ帰ろう

ピンク・フロイドから『クイーンII』というのはこれまたまっとうな進み方である。
そうでもないかな。
Yes(手元にはClose To The Edgeしかないのだが)からQueen II、ならファンタジックな内容のロックアルバムということでつながるだろうけど、ピンク・フロイドは(あくまで当時の)近未来/現代を作品の舞台にしてるしなあ。

そのあと聖飢魔II聞いたですよ。聖飢魔II
2ndアルバムとシングル集しかないから、ソニー時代以外はあんまり知らないのである。
どちらも自分で買ったのではなく、借りて聞いたもの。今はiPodに入れてある。
きわめてまっとうなへヴィ・メタルであり、聖飢魔II筋肉少女帯でハードロックを知った僕としては、なぜ色物扱いされるのやらよくわからない。クイーンなんかもですが、この手のロックには仕掛けがなきゃ面白くないと思うんですね。仕掛けの種類はメイクや派手なステージには限らないんだけど、「ごっこ遊び」であってほしい。架空の世界をちゃんと演出しつつも、そこに入り込んで現実に齟齬をきたさないってのが大事。ヒーローごっこしてるときは本気だけど、ちゃんと夕方になったらお家に帰る精神がなくちゃ。