chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

どこらへんがドヴォルザーク

橋本一子のUb-x&菊地成孔のライヴと、藤井郷子カルテットの『ゼフィロス』をくりかえし聞いていた。
どちらもジャズをベースに置きつつ、ポップスやロックの領域に広がっていく、激しい音楽なのだが、Ub-xがその名の通りユビキタスなひろがり、浮遊感を持っているのに対し、藤井郷子カルテットはキメがある、巨大な要塞のような音楽だ。

どうしてこの2作なのかというと、iTunesのならびで、

はしもといちこ ゆびーくす
ふじいさとこ

にしてあるからってだけなんですが。

そういえば、Ub-xライヴ、"Homeless In Home"の最後のほうで、菊地成孔がチャールズ・ロイドの"Forest Flower"のテーマを引用してるんだけど、これが実にひそやかでいい。

ヴィトウス新作に"When Dvořák Meets Miles"という曲があるが、どこらへんがドヴォルザークでマイルスなのかピンときません。
かっこいい曲なのになんか悔しい。