chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

目玉のおやじ

久しぶりにメタルを聞きました。
先月もこんな記事書いた気がするけどねー。

今日聞いたのはToolのAEnima *1(1996)。

日本ではメタルとあまり言われないのだが、暗黒プログレメタルである。

このように、どのアルバムをとってももれなくジャケットは気持ち悪い。
画像ではいまいちわかりにくいですが、プラスチック・ケースにギザギザがついていて、
動かすと目玉がぎょろぎょろ動くようになっている。(((( ;゚Д゚))))

こういうのにはまっていた10年ちょっと前の自分は客観的にみると、暗かったのではないだろうか。

変拍子にどんよりした曲で、ねっとりと歌い上げるんだよね。
なおかつ一緒に歌えそうなメロディなんですね。
ヘビメタル・マーラーといってもいいかもしれないなあ。
マーラーとワグナーと、へヴィメタ系の音楽はどれも、観客と一体化して盛り上げようという時に、
大音量と斉唱出来る旋律を使いますね。
往時ののめり込みはもうないのですが、ちょっと距離をとって聞いてもなかなか良い。

*1:AとEの合字。文字コードの関係か、どうも化けるので、代替表記にしておく。