chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

かっこいい女性ベーシスト、エスペランサ

アマゾンでECM関連のCDが900円台とおかいどくになってたので、ついいろいろ買ってしまいました。

しかも入荷まで時間かかるからゆっくり待つつもりでいたら、なぜか一気にどかどか届いて……。
聞きこむどころか、まず異常がないかチェックするのに忙しくなってしまった。

  • Charles Lloyd / Hyperion With Higgins (ECM 1784, 2001)
  • OM / A Retrospective (ECM 1642, 2006)
  • John Abercrombie / The Third Quartet (ECM 1993, 2007)
  • Christopher Lyndon-Gee, Polish National Radio Symphony Orchestra / Varèse: Arcana, Intégrales, Déserts (Naxos, 2001)
  • Esperanza Spalding / Esperanza (Heads Up, 2008)

この辺は全部1000円前後で、あと、

US盤だったけど、外箱はありました。
最初は購入を迷っていたのですが、多田雅範さんのNiseko-Rossy Pi-Pikoe Review「速報:マーク・ターナーがECMへ登場だ!」によると、なんかただものではないサックス奏者が参加しているみたいだったので……。

この2枚も1400円前後で買えた。
国内盤3割引と言うのは、なにがあったんでしょうねえ。

OMとEsperanza Spalding以外はリーダーだったり作曲家だったりの音楽をすでに知っていたのですが、未体験のふたつも当たりでした。
OMは70年代に活動していたスイスの4人組エレクトリック・ジャズグループで、初期ウェザーリポートやECMでのデイヴ・リーブマンを思わせるエキゾチックなジャズロックサウンドがかっこいい。
Esperanza Spaldingは若手ベーシスト/シンガーなのですが、ラテン・ジャズをやっています。たまたま立ち読みしたドラムマガジンの女性ドラマー特集でテリ・リン・キャリントンと対談をしていて、おもしろそうだからyoutubeで検索してみたわけです。
そしたら"Body & Soul"を弾きつつ歌ってる動画があった。

これはもっとききたい!というわけでアルバムを買いました。
女性ベーシストだとか、若手ベーシストだとか、結構鳴り物入りで出てきますけど、ぼくはこのエスペランサだとか、ロンダ・スミスとか、ミシェル・ンデゲオチェロみたいに、きっちり歌ものをやれるジャズ/ラテン/R&B系の人が好きです。
ジェフ・ベックのバンドの女の子みたいなテクニカル/フュージョン系のベーシストは好きじゃない。ジャコとかリチャード・ボナは好きだけど、彼らは半ば歌ものですからね。