Arve Henriksen / Cartography
感想がまとまってないので、ただ聴きましたって報告に過ぎませんが、ECM(および姉妹レーベル)からの近作を2つ聴きました。
- Arve Henriksen / Cartography (ECM 2086, 2008)
ノルウェーのトランペッターのアルバム。武満徹や坂本龍一との交流で知られるデイヴィッド・シルヴィアンが参加しているのが目玉。自作の詩を朗読している。朗読にも編集や加工が加えられていて、かっこいいのだけれど、期待していたよりもシルヴィアンの出番は少なかった。尺八にたとえられることが多い、くぐもった音色を持つヘンリクセンのトランペットと、静かなエレクトロニクスが絡む。ヘンリクセンを聴くのは、アリルド・アンデルセンのElectra (ECM 1908, 2005)につづき2枚目です。こういう音楽は好きです。