chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

幽霊の正体みたり

美の壷・お化けの絵。水木しげるを読んで育ち、今は京極夏彦を愛読するわたくし(のような人は多いはずだ)にとって、なっちはでるかしらん、というのも気になったですね。
なっちはでなかったが、妖怪研究家で京極作品とも関わりの深い、多田克己がでてきた!センセイだッ!モデルというのがよーくわかったわ。

幽霊画は恐いけど、妖怪モノになると、ぐっと洒落心がでるねえ。北斎なんかは実物みたことがあるけど、飽きない。何回もみたいですね。図録はもっているので、それなりの大きさでながめられるけどさ。