chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

N響アワー

指揮は尾高忠明、今年五月の演奏会がメインだった。尾高久忠フルート小協奏曲作品30-2、パヌフニク、カティンの墓碑銘、ルトスフラスキ、オーケストラのための協奏曲。どれも初めてだったけれど、おもしろい曲だった。やっぱり中欧〜東欧の音楽にはなにかしらひかれるところがある。20世紀後半のヨーロッパの音楽というのは美しくて、そしてとってもしんどい気持ちにさせるところがあるのだけど、それを含めて好きだ。ルトスフラスキはなんだかショスタコーヴィチぽかった。本気で相手を楽しませないと首を刎ねられる道化師のようでさ。