chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

BSアニメ夜話・2

BSアニメ夜話、第二夜はレギュラーの岡田斗司夫が(も?)製作した、『トップをねらえ!』(+同劇場版)でした。
ガイナックス庵野秀明はぜんぶそうなんだけど、SFと特撮のガジェット・パロディ・オマージュがあふれんばかりにいっぱいの、「このネタ知ってるでしょ?好きでしょ?」感満載のSFアニメ。
ナディアのときは小学生だったので、あんまり気づけなかったけどね。
かえってごくすなおに「SF・特撮分」を吸収してしまった恐れがある。

しかし、高校のために熱心なガイナックス&軍オタの人がいたが、
ちょっとあの、台詞の端々まで覚えると言うのはあまりにすごいなあ。
と、当時から思っていた。
アニメは好きですが、そう言う写経的なあり方は特にやろうと思ったことがない。

僕自身は熱血ヒーロー物ロボットアニメ、どうしても没入できないしなあ。
ロボットアニメの主役でいちばんかっこいいのはパトの後藤隊長だろ?とどうしても思う。

ロボットアニメって意味じゃ、世の中の人にはぜーんぶガンダムと大差ないかもしれないという指摘はしないでください。(´・ω・`)

ロボットで「エースをねらえ!」をやってる。
なんだこれ。というのが、高校のときの初見の感想でした。
話はだんだんヤマト的地球を守るヒロインもの、になっていくのですがね。

最後の「一万二千年後」にはどうしても違和感を感じえないし(だからインパクトは強い)、あんなにおっぱいとか下半身を出す必要あんのかなあ(反語)

ヒロインにとっては別ですが、一万二千年たってしまった側にとって、一万二千年前に地球を守ろうとした人、と言うのは、もはや仲間として意識できるのかどうか、気にせざるを得ないのです。作中の描写としては、ある種の特攻として描かれているので、
(しかも、宇宙でたたかう人と地球に残る人では外見年齢がどんどんはなれて行くことになっているので、一か八かの作戦でなくとも、浦島太郎であり、ブライアン・メイ"'39"である、という世界である。)
見ているとき自体はその設定にのれるんですけど。

こうやって感想を書こうとすると、どうしても疑問が先に来ます。

でだ。マクロスといい、パトレイバーOVA(最初の)といいこれといい、
80年代アイドル歌謡って、当時のアニメ製作者(とオタク)にとって、
そんなに自作でもやりたかったことなのかね。

若本が若本だとか、そう言うところは書かないで、違うことを書いてみました。