Anja Garbarek
Anja Garbarekからの転載。
youtubeへのリンクはどうなるかの実験。
ノルウェーの女性歌手、アンニャ・ガルバレクがここ数日のツボです。
リュック・ベッソンの映画『アンジェラ』の音楽を手がけている。
ECM好きには名字でピンとくると思うのだけど、サックス奏者、ヤン・ガルバレクの娘さんだそうな。
ヤン・ガルバレクといえば、アルバート・アイラーに薫陶を受け、ジョージ・ラッセルにリディアン・クロマティック・コンセプトを学ぶ。と履歴らしきものを書くと、とんでもなく難解な演奏をしそうなイメージが湧く。
でも聞きにくいということもなくて、その清冽なる絶叫は一度聞くと癖になる、という人が多いのではないかなあ。
知名度の高い録音となると、キース・ジャレットの『マイソング』のサックスとか、ヒリアード・アンサンブルとの『オフィチアム』かな。どっちもベストセラーになると思うけれども、ECMでいちばんレコーディングの多いサックス奏者ではないだろうか。
最近も2枚新しい録音を買いましたよ。
(ベーシストEberhard WeberのStages of A Long JourneyとパーカッショニストMarilyn MazurのElixir)
さて、アンニャ・ガルバレクですが、
確かに顔が似ている。
娘 − http://www.anjagarbarek.com/
父 − http://www.garbarek.com/
アンニャおとこまえだよアンニャ。
しかし音楽はほわわんとしています。
エレクトロニックでフォーキーな、へんてこポップ。
ビョークなんかが引き合いに出されることが多いようですが、個人的には初期のルーファス・ウェインライトやエイミー・マン(つまり、二人ともジョン・ブライオンと主にやっていた時期)を感じさせられるのです。
これが『アンジェラ』の中の曲"Can I Keep Him?"
こっちは自身の最新作Briefly Shakingより"The Last Trick"
これまで聞いた中では、この曲がいちばん好きだな。
ヤン・ガルバレクはこっち。
ジャレット・カルテットでの演奏です。
"Mandala"1976年ハノーヴァーでのライヴ