chilican's diary

読んだ本や聞いた音楽の話をします。

ターニャ・ウスヴァイスカヤ『ノルシュテイン氏の優雅な生活』(2003)

ターニャ・ウスヴァイスカヤ『ノルシュテイン氏の優雅な生活』(2003、ふゅーじょんぷろだくと)(出版社のサイト)を読みました。ユーリー・ノルシュテインの弟子による、ノルシュテインの日常を描いた画文集です。 ノルシュテイン氏の優雅な生活 (ラピュタ…

マライ・メントライン「ケバブ」(『飛ぶ教室』第52号)(追記あり)

マライ・メントライン「ケバブ」を読みました。 児童文学誌「飛ぶ教室」の第52号、『飛ぶ教室 特集 「飛ぶ教室」的世界一周旅行!』(2018、光村図書)に収録されている短編小説です。 家出してから三年、フェーリクス少年はベルリンのケバブ屋で住み込みで…

高橋ブランカ『クリミア発女性専用寝台列車』

高橋ブランカ『クリミア発女性専用寝台列車(プラツ・カルト)』(2017、未知谷)を読みました。高橋の高の字は「はしごだか」だけれど、ぼくの環境ではうまく表示されたり文字化けしたりしてしまうので、広く使われている漢字で書きます。 www.michitani.com…

『ユーリー・ノルシュテインの仕事』(ふゅーじょんぷろだくと)

ロシアのアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテインの画集『ユーリー・ノルシュテインの仕事』(2003, ふゅーじょんぷろだくと)を読んだ。 『ユーリー・ノルシュテインの仕事』。「きりのなかのはりねずみ」のはりねずみくん、こぐまくんとともに。 画…

マウリ・クンナス『わんわん丘のゆかいな昔話』

フィンランドの絵本作家マウリ・クンナスの『わんわん丘のゆかいな昔話』(いながきみはる訳、猫の言葉社)を読んだ。 犬や猫、ぶたが人間のように暮らす「わんわん丘」を舞台に、「電気や自動車のない時代」のフィンランド南西部の民話を描いた絵本だ。クン…

8月最終週に読んだ本:イーグルトン、オースター

前回の日記から1週間たった。あれから読んだ本をメモしておく。 テリー・イーグルトン著、大橋洋一訳『文学とは何か―― 現代批評理論への招待 ―― (上)』(岩波文庫、2014) イーグルトンの文学理論入門である『文学とは何か』が文庫化された。2008年の『25…

おばけがいっぱい

えこ(id:bambi_eco1020)さんの「個人的に好きな「おばけ」の絵本とこわ〜い絵本を紹介します♪ - バンビのあくび」がおもしろかったので、「そうだ!おばけの本の話をぼくも書こう!」と思いついた。 でも、こわい本については書かない。ぼくはこわい話には…

Paul Auster, Invisible

Paul Auster, Invisible (Henry Holt And Company, 2009)を読んだ。 Invisible 作者: Paul Auster 出版社/メーカー: Henry Holt & Co 発売日: 2009/10/27 メディア: ハードカバー クリック: 10回 この商品を含むブログ (5件) を見る 1967年のニューヨークと…

川本静子『ガヴァネス(女家庭教師) ヴィクトリア時代の<余った女>たち』

川本静子『ガヴァネス(女家庭教師) ヴィクトリア時代の<余った女>たち』(中公新書、1994)を再読した。 ガヴァネス―ヴィクトリア時代の〈余った女〉たち 作者: 川本静子 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2007/11/20 メディア: 単行本 クリック: 1回 …

本好きへの100の質問

本好きへの100の質問について 本好きへの100の質問が絶賛リバイバル中らしいのでのってみた。 たくさんかいている人がいるのだが、id:saebouさんの 本好きへの100の質問 - Commentarius Saevus がおもしろかったです。 001. 本が好きな理由を教えてください…